高校生・保護者の方へ|進路コラム
医療事務はAIでなくなる?
医療DX時代に求められる人材と専門学校で学ぶ意味
AIやデジタル技術の進化によって、 医療現場でも電子カルテ、オンライン資格確認、電子処方箋などの導入が進んでいます。 そのため、「受付や会計、レセプトの仕事はAIに置き換わるのではないか」 「今から医療事務を目指しても大丈夫なのか」と不安に感じる人もいるかもしれません。
しかし、医療事務の仕事は入力作業だけではありません。 患者さんへの案内、医師や看護師との連携、診療内容の確認など、 正確な知識と相手に寄り添う対応が必要です。
医療事務は、AIにすべて置き換わる仕事ではありません。 これから求められるのは、 医療制度を理解し、デジタル技術を使いながら患者さんと医療現場を支えられる人材 です。
医療事務は、医療現場を支える仕事
医療事務は、病院やクリニック、調剤薬局などで、 受付、会計、診療報酬請求、電子カルテ入力、 患者さんへの案内などを行います。
「事務」という名前がついていますが、 パソコンに入力するだけの仕事ではありません。 患者さんと最初に接することも多く、 医師や看護師と連携しながら医療現場がスムーズに動くよう支えます。
受付・患者対応
保険証や予約情報を確認し、 患者さんの状況に合わせて案内します。
会計・レセプト
診療内容を確認し、医療費の計算や 診療報酬請求を行います。
医療スタッフとの連携
必要な情報を正確に共有し、 医師や看護師の仕事を支えます。
医療DXが進むと、医療事務の仕事はどう変わる?
医療DXとは、医療や介護の情報をデジタル技術で活用し、 医療サービスの質向上や業務効率化を進める取り組みです。
電子カルテ、オンライン資格確認、電子処方箋などが広がることで、 紙の書類や手作業は減っていきます。 一方で、システムを正しく操作し、入力内容や患者情報を確認する力は、 これまで以上に重要になります。
| 仕事の場面 | AI・システムが支援できること | 人が判断・対応すること |
|---|---|---|
| 受付 | 予約情報や保険情報の確認 | 患者さんの表情や状況を見ながら、安心できるよう案内する |
| 会計 | 診療内容に応じた金額計算 | 会計内容を分かりやすく説明し、疑問や不安に対応する |
| レセプト | 入力内容のチェックやエラー検出 | 医療制度や診療内容を理解し、誤りに気づいて確認する |
| 電子カルテ | 情報の保存・検索・共有 | 必要な情報を正確に入力し、医療スタッフと連携する |
| 患者さん対応 | 一般的な質問への自動回答 | 相手の気持ちに寄り添い、その場に合わせて対応する |
これからの医療事務に必要な3つの力
医療制度を理解し、正確に確認する力
保険情報、診療内容、会計、レセプトなどを正確に扱い、 システムが出した内容も知識をもとに確認します。
電子カルテや医療システムを使う力
デジタル化が進む医療現場で、 必要な情報を安全かつ正確に入力・管理します。
患者さんに寄り添い、連携する力
不安を抱えて来院する患者さんに丁寧に対応し、 医師や看護師と情報を共有します。
ビジ電では、医療事務と医療ITを実践的に学ぶ
宇都宮ビジネス電子専門学校の医療事務分野では、 医療事務の知識や資格だけでなく、 電子カルテ、医事コンピューター、患者対応、 医師事務作業補助など、医療現場で必要な力を実践的に学びます。
医療事務
受付、会計、診療報酬請求、医療関連法規など、 医療機関で働くための基礎を身につけます。
医師事務・病棟クラーク
医師の書類作成支援や病棟での事務業務など、 医療スタッフを支える専門性を学びます。
調剤薬局・登録販売者
調剤事務や医薬品の基礎知識を学び、 薬局やドラッグストアでの仕事を目指します。
医療IT・電子カルテ
電子カルテや医療事務システムを扱い、 医療DX時代に必要なデジタル対応力を身につけます。
知識だけでなく、実際の医療現場を意識して学ぶ
資格対策、パソコン実習、患者応対、病院実習などを通して、 就職後に必要となる正確さや対応力を身につけていきます。
資格取得と病院への就職を目指せる
医療事務は、医療制度や診療報酬に関する専門知識が必要な仕事です。 ビジ電では、医療事務管理士などの資格取得を目指し、 医療機関への就職につながる知識と実践力を身につけます。
合格者数
合格率
※掲載時点の実績。公開前に年度・対象人数・最新数値をご確認ください。
主な就職先
自治医科大学附属病院、獨協医科大学病院、 国際医療福祉大学病院、済生会宇都宮病院、 那須赤十字病院など、県内外の医療機関への就職を目指します。
医療事務に向いているのは、どんな人?
- 人と関わる仕事に興味がある
- 病院やクリニックで働きたい
- 正確に確認することが得意、または身につけたい
- パソコンや電子カルテを使う仕事に興味がある
- 資格を取得して就職につなげたい
- 医師や看護師を支える仕事がしたい
- 地元の医療に関わり、人の役に立ちたい
最初から医療の知識やパソコンスキルがなくても大丈夫です。 専門学校で基礎から学び、実習を重ねながら自分の得意分野を見つけていきます。
まとめ:医療DX時代ほど、知識と人への対応力が必要になる
AIやシステムによって効率化される仕事は増えていきます。 しかし、患者さんへの丁寧な対応、医療制度に基づく確認、 医師や看護師との連携は、人が担う大切な役割です。
これからの医療事務には、 医療知識、デジタル対応力、コミュニケーション力を組み合わせ、 AIや医療システムを活用しながら現場を支える力が求められます。
医療事務の仕事や授業に興味がある方は、 オープンキャンパスで医療事務分野の学びを体験してみてください。
AI・医療DX時代の医療事務 よくある質問
医療事務はAIでなくなる仕事ですか?
入力や計算など一部の作業は効率化されますが、 患者さんへの対応、レセプト内容の確認、 医師や看護師との連携など、人の判断やコミュニケーションが必要な仕事は残ります。 今後は、AIや医療システムを使いこなせる医療事務スタッフが求められます。
医療DXとは何ですか?
医療や介護の情報をデジタル技術で活用し、 医療サービスの質向上や業務効率化を進める取り組みです。 電子カルテ、オンライン資格確認、電子処方箋などが代表的です。
パソコン初心者でも医療事務を学べますか?
学べます。最初から電子カルテや医療事務システムを使える必要はありません。 ビジ電では基礎的なパソコン操作から段階的に学びます。
医療事務分野では、どのようなことを学びますか?
受付、会計、診療報酬請求、レセプト、 電子カルテ、医事コンピューター、患者応対、 医師事務作業補助、調剤事務などを学びます。
医療事務の資格を取得できますか?
医療事務管理士をはじめ、進路や学習内容に応じた資格取得を目指します。 授業と資格対策を組み合わせ、就職に必要な専門知識を身につけます。
医療事務は病院以外でも働けますか?
病院やクリニックのほか、調剤薬局、ドラッグストア、 健診施設など、学ぶ内容や取得資格によって活躍できる場所があります。
オープンキャンパスでは医療事務の授業を体験できますか?
日程に応じて、医療事務、電子カルテ、 患者対応などに関する体験実習を行っています。 分野やコース、資格、就職についても相談できます。


